在留カード等読取アプリケーション

この間のクリスマスから、出入国在留管理庁が「在留カード等読取アプリケーション」の無料配布しているのをご存知でしょうか?
関係者の方・多文化共生等に関心がお有りの方には言うまでもありませんが、在留カードは日本に中長期滞在する外国人に出入国在留管理庁が発行する身分証明書証のICカードです。
近ごろ、偽造カードを手に入れて資格外労働に従事してしまう外国人や、精巧な偽造カードを大量に製造・販売して荒稼ぎする犯罪者も出ておりました。 
我々も支援の際には身分証明書の一種として在留カードを見せていただくこともありますが、仮に疑問に思ったとしても、民間の個人に何の権限もなければ確認するすべもありませんし、日本人の感性からすると私人間の関係性の中ではいきなり指摘や詰問することもしにくいです。 
そもそも人を騙す意図によって専門的技術で作られている偽造在留カードを見抜くことは不可能に近いです。 
しかしICチップはマイナンバーカードや運転免許証、クレジットカードにも採用されていることから分かるように偽造が難しいとされており、チップ内の写真やデータと、カード表面を見比べて偽造を見抜きやすくするという仕組みです。 
特別な機材を導入する必要がありませんので、我々も有効に利用していきたいと考えています。

NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を