成田同行

ウクライナ避難民の方が、自国の大学を受験するために一時的に日本を離れることになりました。

そのために成田空港発の飛行機に乗らなくてはいけないということで、本人に大丈夫かどうか確認したところ、自力で行けないので私たちに「成田まで同行して欲しい」と依頼されました。

また適当なスーツケースがなかったため、理事の私物を提供しました。


出発日の朝8時までに成田空港に到着しておきたいということで、前日に成田で一泊することになりました。

前日の夜に東京に着き時間に余裕もあったので、どうしても行きたいという浅草に立ち寄ることにしました。雷門やその他の建物はすべてライトアップされており昼間とはまた違った趣がありました。

周りのお店も日本的で興味があるらしく、釜めし屋さんの動画を撮影していました。


出発当日、チェックインは混雑もなく問題なくできました。

「再入国出入国記録カード」はセキュリティゲートの中でしかもらえないので、記入のお手伝いができないことに気づきました。時間があったのでスマフォで写真を見ながら、どこに何を書くのか何度も確認してもらいました。


出入国審査場で手間取るかもしれないから早く入りたいということで、お別れの挨拶をして出国審査場に入っていきました。


本来はこれで業務終了となるはずでしたが、

「飛行機に乗り込むまで空港にいて欲しい」

ということでしたので、不測の事態に備え夕方まで成田で待機しました。

そして飛行機が無事に飛んだのを確認して成田での業務終了となりました。


翌々日の午前一時頃、無事に到着しましたという連絡がありました。



NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を