人権相談

先日、当協会に某大使館から支援の相談がありました。

内容は、外国人に対する人権侵害の問題で、緊急に対応が必要とのことでした。

このような深刻な問題に直面するのは初めてではありませんが、今回の件は特に緊急性が高く、迅速な対応が求められていました。

しかし、残念ながら当協会ではすぐに動ける人がおらず、直接対応することができませんでした。そのため、最寄りの役所の方が対応してくださりました。


事の詳細を伺うと、その方は日本で生きていくことができなくなるようなひどい待遇を受けていたことが分かりました。日本に対して大きな夢と希望を抱いて来日したにもかかわらず、その期待が裏切られたと感じたことでしょう。このような話を聞くと、とても心が痛みます。

私たちはこれまで、生活相談をメールで対応可能な範囲で行ってきました。多くの外国人の方々が、日本での生活についての様々な悩みや問題を抱えており、それに対してできる限りのサポートを提供してきました。しかし、今回のような緊急を要するケースに対しては、やはり力不足であることを痛感しました。


支援が必要な人が孤立しないよう、他の支援団体とも連携を強化し、情報共有や協力体制を築いていくことも重要だと改めて思いました。

外国人が安心して生活できる環境を整えるために、引き続き努力を続けてまいります。

NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を