名古屋越冬活動に参加しました

本日は、名古屋越冬活動に参加させていただき、食糧支援を行いました。

この越冬活動は、1976年から始まった長い歴史のある取り組みだそうです。なお、本年の越冬活動は来年1月4日まで行われる予定です。

私たちは午後14時過ぎに、支援拠点である大津橋小園テニスコート西の広場に到着しました。

備蓄していた食料を支援拠点へ搬入しました。


食料をお持ちすると、すぐに受付対応をしていただき、物資を食糧庫へ運び入れることができました。


物資はこれから本格的に集まってくる段階とのことで、食糧庫にはまだ余裕のあるスペースが見られました。一方で、物価高騰の影響もあり、以前に比べて支援物資が集まりにくい状況にあるとのことです。


名古屋越冬活動とは、年末年始に病院や市役所などの公的機関が休止する期間に、支援を受けることが難しくなる方々を支えるための活動です。支援対象は野宿されている方に限らず、生活保護を受給しながらアパート等で暮らしている方も含まれており、分け隔てのない支援が行われています。

また、拠点内には簡易的な宿泊場所も整備されており、希望される方は泊まることができる体制が整えられていました。

現地では、野宿者を支援する会の鈴木様から、この越冬活動の概要や、支援拠点の運営・配布の仕組みについて詳しい説明を伺うことができました。



18時からは突入集会が行われ、越冬活動の代表である東岡牧様からお話がありました。これまで野宿者の方々を取り巻いてきたさまざまな問題について、貴重なお話を伺うことができました。

この日の昼食はおにぎり、夕食は炊き出しによるミートソースパスタでした。

多くのボランティアの方々の善意と協力によって、この支援活動が成り立っていることを改めて実感しました。

わずかな支援ではありますが、私たちもこの活動の一端を担うことができ、参加させていただいたことに感謝しています。

今後も、立場を問わず困っている方に寄り添う支援を続けていきたいと考えています。

NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を