インターンシップ修了報告

今夏、大学生のインターン生を受け入れ、支援面談への通訳ボランティアや、入管施設での面談への同行を経験してもらいました。インターン生の感想を要約してご紹介します。


■ 通訳として感じた、言葉の壁の重さ

支援面談では、生活状況や必要な支援について、通訳を担当しました。相手の話を正確に理解し、伝えることは、想像以上に難しいものでした。

「困ったときに自分の状況を十分に伝えられなければ、必要な支援を求めること自体のハードルが高くなります。周囲に自分の気持ちや置かれている状況を伝えることが難しい環境で生活することは、孤立や孤独にもつながるでしょう。」

言葉を介して人と人をつなぐことの難しさと、その大切さを学んだといいます。


■ 「収容されている外国人」という言葉だけでは、分からないこと

入管施設での面談にも同行し、さまざまな背景を持つ方々と、実際にお会いする機会がありました。

「『入管に収容されている外国人』という言葉だけでは、その人自身や、そこに至るまでの背景は分からないということです。一人ひとりの言葉を伺うことで、それぞれにこれまでの生活や異なる事情があり、制度上の立場だけでは見えない部分があることを実感として知ることができました。」


■ 支援する側、される側、ではなく

活動を通して印象に残ったのは、支援する方もされる方も、穏やかに、丁寧にお互いと向き合っていたことだといいます。一方的に与える関係ではなく、互いの尊厳を大切にしながら、一緒に考えていく姿がそこにありました。


大学で外国人支援について研究しているインターン生にとって、知識として知ることと、実際に現場で人と会って話を聞くことの違いを、大きく実感する機会になったようです。

NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を