多文化共生推進パンフレット

千種区製作の多文化共生推進パンフレットとは?!

昨日、日本語学校に行っている学生さんから「こんなものをもらったよ」と見せてもらったのが、こちらです。

日本で生活する上での最低限必要なことが載っているコンパクトなパンフレットです。

しかも県や市ではなく区が独自で作っているというところに千種区のやる気を感じました。

私たちの交流イベントで日本に来て間もない外国人に配るにもちょうどよいと思い、早速千種区役所へ伺うことにしました。

区役所三階の区政部地域力推進室というところがこのパンフレットを作成したそうです。

どういう思いでこのパンフレットの作成に至ったのか大変気になりましたので、区政部 地域力推進室 主査の須藤様と主事の北川様にお話を伺いました。

このパンフレットは「多文化共生推進パンフレット」という名称で今年の6月から配布を開始したそうです。現在6カ国語に対応していますが、まだまだ他の言語も欲しいという要望もあるそうです。

このパンフレットは名古屋市の多文化共生推進プランを根幹としつつ千種区が必要だと判断し独自に作成されたそうです。

というのも千種区は、中区や港区など元来外国人の多い地域に比べるとやはり多文化共生の対応は遅れて気味であったそうですが、千種区でも近年ネパールやベトナムの方々増えているということで多文化共生推進の活動に力をいれているということです。

このパンフレットのこだわりは非常にコンパクトであるということです。とにかく外国人に携帯してもらって使ってもらうことを第一に設計されているとのことでした。

区役所の思いは外国人の方々にこのパンフレットを活用してもらい日本の生活ルールを学び、日本人が作ってしまいがちな外国人との壁をなんとか取っ払いたいということでした。そして将来的には外国人との交流できる企画も考えているそうです。

こういった思惑は私たちと同じですので、今後も区役所と足並みを揃えて活動をし何かご協力できることがあれば力を合わせていきたいなと思います。

本日は区政部地域力推進室の方々にとても丁寧に対応してのでよいお話が聴けました。

ありがとうございました。


このハンドブックは千種区役所で無料配布されています。
(数に限りがあるかもしれませんので、事前に区役所へお問い合わせください。)


NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を