名古屋入管意見交換

本日、当団体の日本語教室へ名古屋出入国在留管理局の入国審査官の勝様と水野様にお越しいただきました。今回の教室は知立市ではなくその隣の豊田市の若園交流館で行いました。

当団体の活動内容のご説明をさせて頂きながら意見交換をして、日本語教室の授業を最後まで見学して頂きました。

勝様、水野様からは出入国在留管理局(以下「入管」)の新たな取り組みをご紹介頂きました。私がこれまでイメージする入管のお仕事は外国人の審査や管理というものでしたが、近年入管は「外国人材の受入れ及び共生のための対策」を行っているということでした。具体的な主な施策3つをすごく簡単に書きます。

1.一元的相談窓口

 外国人が生活全般困った時にとりあえずなんでも相談できる窓口を準備する

2.生活・就労ガイドブック

 外国人が生活全般に必要な基礎情報(特に在留手続きの辺りは役に立つ)がかかれたガイドブックの配布

3.地方公共団体との連携

 上記1の相談窓口に職員を派遣したり、相談員への研修をするなど

また入管は「新型コロナウイルス感染症に係る対策」も進めておりますが、内容は刻刻と変化しておりお持ち頂いた7月版もすでに内容が少し変わっているようでした。この中で私が知らなかった「マッチング支援」という制度の説明をして頂きました。

これは実習が終了した技能実習生を雇いたいという企業があれば出入国在留管理庁を通じて転職することで実習生は「特定活動」の在留資格を得ることができるという制度です。狭き門かもしれませんが、こういった制度があることは周知していきたいなと思います。

おかげさまで本日は大変貴重な情報を得ることができました。今後も入管の方々と情報交換しながら最新の情報を頭に入れて活動を進めていきたいと思います。


NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を