能登半島地震の災害派遣

予備自衛官でもある監事から災害派遣に関する報告を受けました。

彼は、本業の職務として、現在進行中の能登半島の下水道災害支援のため、七尾市に向かうことになったそうです。この地域では、上水道や下水道などのインフラ復旧が遅れており、被災者の不便が続いているようです。


宿泊地として七尾市手前の被害の少ない氷見市内で、ここはインフラが機能しており、もっと半島の先端や自衛隊の野営地などに比べると快適な環境が保たれているはずです。しかし、自衛隊とは異なり、派遣される者が食事などの面倒を自分で見る必要があり、ロジスティックスの面で不安があるとのこと。急な派遣であったため、職務上必要な機材は職場で準備し、他に必要そうなものを個人で用意している状況です。


また、最近、名神高速で大雪による立ち往生のニュースがあったことから、どちらかというと移動中のトラブルに注意して準備を進めているようです。なるほど、活動中のリスクだけでなく、移動中の安全も重要な考慮事項となるわけですね。確かに、災害支援の現場では、単に現地での活動だけでなく、そこに至るまでの準備や移動の安全性も重要な要素かも知れません。


予備自衛官でもある彼の派遣される側の一個人としての視点からすると、自衛隊の組織的な体制とは異なる対応が求められるようです。

NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を