あいち多文化共生タウンミーティング2019@名古屋

あいち多文化共生タウンミーティング2019@名古屋に参加してきました。
名古屋外国語大学名誉教授の尾﨑明人氏より基調報告として「日本語教育に関わる新たな展開と愛知県の地域日本語教育の体制整備」という内容で日本語教育の現状についてとてもわかりやすくご説明頂きました。
要点の一つに今年6月に整備された日本語教育推進法についての説明がありました。
おそらく今後5年間くらいはこの法律に従って具体的な政策が実行されていくようです。
特に愛知県は外国人が多いので全国に先駆けて行っていくようです。
我々は我々の意思を伝える立法府が今後の活動をしっかりやっているか関心を持っていかないといけませんということもおっしゃっておりました。
他に1号特定技能外国人支援に関する運用要領の要点を教えて頂きました。
この基準については緩すぎるので義務化すべきことをもっと増やすべきだとおっしゃっておりました。
また外国人も税金を払っているので外国人の教育権利や政治参加について公平な対応をするにはどうしたらいいかをもっと議論していかないといけないということも伺い確かにそうだなと思いました。


その後、パネルトークでは各分野の専門家のお話を伺うことができました。
話を聞けば聞くほど、日本語教育を取り巻く環境というのは課題が多いなと感じました。
私も日本語教室を定期的に同じ場所で開催したいと思っているんですが、やはり場所の確保ではどの団体も頭を悩ませているようです。
愛知県が製作した「はじめての日本語教室」が無料でダウンロードできることを知りましたので、こちらも活用したいなと思いました。今日は3時間に渡る長丁場でしたが、その時間を費やすに見合った知識を吸収できたなと思います。


NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を