NIC“まるかるタウン”ナビ

毎年8月は名古屋市多文化共生推進月間ということで、関連イベントのNIC“まるかるタウン”ナビに参加してきました。

3人の名古屋在住の外国人講師から貴重なお話を聴くことができました。

ネパール出身のタパさんからは、ネパールの歴史や文化のお話を聴くことができました。北海道の1.5倍ほどの面積の国に126の民族が暮らしているということで、日本人の私にとっては訳がわからないレベルの超多民族国家だと感じました。

タンザニア出身のテリーさんからは、タンザニアの国名の由来やバナナ酒など興味深い話が聴けました。タンザニア人は名古屋に僅か8人しかいないそうで、こうやってタンザニアの方と直接話ができるということが、とても貴重な経験となりました。

ベトナム出身のハーさんからは、日本語由来のベトナム語や、ベトナム独自の宗教の話、アオザイの話などを聴くことができました。こちらも知らないことばかりで大変勉強になりました。

その後、講師ごとに自由にお話する機会があり、ネパールのタパさんからこのようなこと話していました。ちゃんと頑張っている外国人は怠けている外国人と比べられたくないということと、日本に来ていると母国からのプレッシャー(お金の催促)が大変であるとのことです。

本日は、名古屋で暮らす外国の方のお話を直接聴ける機会がもて、参加した皆さんが多文化共生について考えるきっかけとなる有意義なイベントでした。特に普段会うことの無いタンザニア人の方からお話を聴けたことは大変価値があったと思います。


NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を