農業農村工学会大会講演会

東京の府中にある東京農工大で開催された農業農村工学会大会講演会で講演を行ってきました。
とても広くて自然豊かな大学で、天気もよかったので会場に着く頃には汗びっしょりになりました。
私は『農村の外国人共生社会実現の為の機械翻訳の検討』という内容で講演させていただきました。
以下講演の要旨です。

『2019年4月1日に改正入管法が施行され、人手不足状態にある農村の新たな担い手や労働力として外国人労働者への期待が高まっている。外国人が活躍できる社会の実現へ向けて問題となるのがコミュニケーションである。その問題解決に向けて、機械翻訳ツールを使用した結果、翻訳精度は不安定であるが、意味の理解に大いに役立つ可能性があることがわかった。』

講演後に翻訳ツールの『VoiceTra』について興味を持たれた方もいていろいろと質問があり反響は上々でした。
また某大学の先生からは鋭い指摘があり大変参考になりました。
今日の講演で翻訳ツールの『VoiceTra』を多くの人に知って頂きました。そして外国人と共に生きる社会についても多くの人が考えるきっかけになったと思います。
今日は大変暑い中でしたが、伝統ある学術研究団体で講演し、多文化共生についての普及啓発をすることができてよかったなと思います。


公益社団法人 農業農村工学会のホームページ





NPO法人名古屋外国人共生支援協会

Nagoya Foreigners Symbiotic Support Association 共に生きる社会を